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美容室のメニュー・料金・施術時間を、AIに正確に案内させる書き方

結論
料金の質問に正しく答えさせる鍵は、AIに計算させないことです。「カット+カラーはいくら」に答えさせたいなら、その組み合わせの料金を先に書いておきます。単価を登録して足し算を任せると、セット割引や長さ別の加算を見落とした額を答えます。金額の誤案内は、当日その場で揉める種になります。施術時間も同じで、目安を出し、変動要因を必ず添える。この2つを軸に、登録資料で答えられる料金と、スタイリストの見立てが必要な相談を分けます。
予約前に聞かれるのは、だいたい同じ3つです
- 「カットだけだといくらですか」
- 「カラーも一緒にお願いしたら、合計いくらですか」
- 「どれくらい時間がかかりますか」
いずれも、料金表や所要時間の目安を用意しておきたい質問です。 それでも電話が鳴るのは、サイトに載っていないか、載っていても読み取りにくいからです。この3つを整理しておけば、基本情報の確認と個別の相談を分けて受けられます。
お客様はメニュー名だけでなく、自分が受けたい内容がどこまで含まれるかを知りたいものです。「カラー」の料金にカットが含まれるのか、仕上げは別なのかが曖昧だと、金額を見ても判断できません。名称と一緒に、含まれる施術と別料金になる内容を記します。
同じ名称でも、通常料金と初回向けの料金が並んでいる場合は対象条件を分けます。条件が分からないまま安い方だけを伝えると、来店時に想定した金額と食い違います。
組み合わせの料金は、どう登録しますか?
「単価を登録してAIに足させる」は避けてください。
美容室の料金は、単純な足し算になりません。セットにすると割引がある、髪の長さで変わる、ブリーチの回数で加算される。こうした条件があるのに単価だけを渡すと、AIはもっともらしい合計額を作ってしまいます。
代わりに、実際に出る組み合わせを先に書き出します。
| 登録する形 | 例 |
|---|---|
| ❌ 単価だけ | カット ¥5,500 / カラー ¥7,700 |
| ⭕️ 組み合わせごと | カット単体 ¥5,500 / カット+カラー ¥11,000(セット価格) / カット+カラー+トリートメント ¥14,300 |
表の金額は書き方を示す架空の例です。実際には店舗で確認した料金に置き換え、よく出る組み合わせから整理します。そこを書き出しておけば、計算は発生しません。
長さや薬剤で変わるものは、変動のしかたそのものを文章で登録します。架空の記載例として「ロング(肩より下)は+¥1,100」「ブリーチは1回につき+¥3,300」のように書いておけば、AIはその条件を添えて案内できます。
条件を伝えることと、お客様に適用される総額を確定することは別です。髪の長さの区分や必要な施術回数が分からなければ、追加料金の規定までを示し、最終的な金額はスタッフの確認につなぎます。
セット料金に含まれる内容と、追加料金の条件をご案内します。髪の状態によって必要な施術が変わるため、お客様の施術総額はスタイリストへのご相談時にご確認ください。
実際の返答には、登録されたセット名・価格・対象条件を添えます。資料にない組み合わせは、似たセットの価格を流用せず確認窓口を示してください。キャンペーンがある場合も、有効期間や併用条件を確認し、期限の過ぎた価格を残さないようにします。
施術時間は、どう案内するのが正解ですか?
目安を出し、変動要因を添える。 これに尽きます。
時間は技術と髪の状態で前後するので、一律の数字だけを出すと「言われた時間で終わらなかった」という不満になります。かといって「人によります」だけでは、予約の判断ができません。
以下は所要時間の書き方を示す架空の例です。店舗で確認した目安に置き換えて使います。
カットのみで約60分、カット+カラーで約120分が目安です。髪の長さや状態によって前後しますので、正確な所要時間は当日カウンセリングでご案内します。
この形で、検討に使う目安と個別の確認が必要な部分を分けます。 数字と但し書きを必ずセットにしてください。
目安が「施術そのものの時間」なのか「カウンセリングや仕上げを含む滞在時間」なのかも明記します。お客様が予定を立てるために使う数字なので、何を含むかが抜けると、説明した時間と実際の滞在時間にずれが生じます。
「その後に予定があるので、必ず間に合いますか」と聞かれたら、平均的な目安から終了時刻を保証しません。希望の退店時刻を店舗へ伝えて相談するよう案内します。AIは予約台帳を見ていないため、所要時間の説明から当日の空き枠や予約の可否を判断することもできません。
答えられない質問は、どう扱いますか?
料金と時間の話には、必ず個別の相談が混ざってきます。
- 「私の髪だと、ブリーチは何回必要ですか」
- 「この写真の色にしたいのですが、いくらかかりますか」
- 「傷んでいるのですが、カラーはできますか」
これらは実物を見ないと答えられません。 MOVIA ChatAgent は登録・確認された情報の範囲でのみ回答し、範囲外を推測で埋めることはしません。こうした質問にはお問い合わせ先をご案内したうえで、答えられなかった質問を担当者へメールでお知らせします(サイト単位で1日1通まで)。
写真で希望を示されても、登録されたメニュー説明だけでは必要な工程を決められません。「この色ならこのセット」と結び付けず、希望の内容と施術履歴を相談窓口で伝えてもらう形にします。相談の受付方法が資料にあれば添えますが、カウンセリングの日時をAIが確定することはありません。
準備のために、質問ごとの回答文をすべて作る必要はありません。メニュー表・料金表・FAQ・既存サイトURLを渡し、セットの内訳、価格の対象条件、時間の目安が矛盾していないかを確認します。資料にない条件をAIに補わせないことが、料金案内の土台です。
公開前には、単品の料金だけでなく「このセットに追加したら総額はいくら」「この時間までに終わりますか」と続けて聞いてみます。登録された条件を伝えた後、未確認の総額や終了時刻まで言い切っていないかを見るためです。
料金改定の際は、単品表だけでなくセット料金や追加条件も一緒に確認します。サイトと別紙のメニュー表で金額が違うままだと、どちらを案内すべきか決まりません。店舗で正しい内容を確定し、古い資料を整理してから渡してください。
「答えない」は機能の不足ではありません。 見ていないものに値段を付けないための設計です。この考え方は「「わかりません」と答えられるAIが信頼される理由」で詳しく書いています。予約まわりの線引きは「美容室の予約変更・キャンセル対応は、どこまでAIに任せられるか」をご覧ください。
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