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宿泊施設の「アレルギー・食事制限」を安全に案内するチャット設計

宿泊施設の「アレルギー・食事制限」を安全に案内するチャット設計

結論

アレルギーや食事制限は、宿泊者の健康に直結する情報です。だからこそ、サイトに置くAI接客チャットが「対応できます」と一律に答えてしまうのは危険です。安全な設計の基本は、AIは施設が登録した情報の範囲で受け答えし、対象の食材や希望内容を確認したうえで、最終判断は担当者へ引き継ぐこと。この記事では、誤案内を防ぐ回答テンプレの考え方と、有人引き継ぎの線引きを整理します。

なぜ「対応可能」と即答してはいけないのか

「卵アレルギーでも大丈夫ですか?」という質問に、その場で「大丈夫です」と返すと、施設側が把握していない調理工程やコンタミネーション(混入)のリスクまで保証したことになりかねません。厨房の体制、当日の食材、除去の可否は日によって変わります。

そこでAIには、次の3点を守らせます。

  • 登録された情報の範囲だけで答える(推測で「できます」と言わせない)
  • アレルギーの対象食材と、除去・代替などの希望内容を先に確認する
  • 安全に関わる判断は担当者へつなぎ、AIが結論を出さない

問い合わせを「集めて整理する」考え方は、飲食店の電話問い合わせを減らすFAQ設計でも触れています。宿泊施設でも出発点は同じです。

誤案内を防ぐ回答テンプレの考え方

回答は「安心させる一言 → 確認する項目 → 引き継ぎ先」の順に組み立てると、断定せずに親切さを保てます。

  • 安心させる一言:不安な状況に寄り添う(例「安全に確認したいので」)
  • 確認する項目:対象食材、除去か代替か、対象の食事(朝食・夕食など)、宿泊日
  • 引き継ぎ先:担当者・フロントへ具体的につなぐ

一律に「可否」を答えず、「確認のうえ担当者からご案内する」で締めるのがポイントです。範囲外や要判断の質問を担当者へ渡す線引きは、問い合わせの有人引き継ぎ設計にまとめています。

Q&A例(安全側に倒した回答)

Q. 甲殻類アレルギーがありますが、夕食は対応してもらえますか?
A. 安全に確認したいため、一律に対応可否は断定せず、対象の食材とご希望(除去・代替など)、宿泊日をお伺いし、当日の献立をふまえて担当者からご案内するとお伝えします。

Q. ヴィーガン(完全菜食)向けの食事はありますか?
A. 提供の可否は日程や仕入れにより異なるため、ご希望内容を確認のうえ担当者へおつなぎする、と案内します。実際に用意できる内容だけを回答対象とします。

Q. 食物アレルギーで、混入も避けたいのですが平気ですか?
A. 調理工程に関わる安全判断はAIでは行わず、対象食材とご希望を伺い、フロント・担当者へ確実に引き継ぎます。

導入前に決めておくこと

チャットを導入する前に、「登録する情報の範囲」「AIが答えてよい質問」「必ず人へ渡す質問」の3つを先に決めておきます。健康・安全に関わるものは原則、有人引き継ぎに寄せるのが安全です。具体的な確認項目はWebサイトへAIチャットを導入する前のチェックリストを参照してください。

健康に関わる問い合わせ導線から、安全に整えませんか?

アレルギーや食事制限の案内導線を安全に整えたい方は、MOVIAの無料トライアル受付をご確認ください。申込後に対象サイトと利用目的を確認し、有人引き継ぎを含む設定手順をご案内します(月額¥9,800〜・初期費用0円)。

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